サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?サービス内容、料金、選ぶときのポイントについて

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?サービス内容、料金、選ぶときのポイントについて

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは?

サービス付き高齢者向け住宅とは現在、生活支援や介護サービスを必要としていないが近いうちに在宅で介護を受ける必要のある原則65歳以上の自立の方向けの施設で、

そこではバリアフリー設計の安全性が配慮された居住空間で生活を行い、いざという時は介護保険を利用し外部の居宅介護支援事業所及び訪問介護事業所などを利用することができます。

サービスの提供側は介護保険認定を受けた個人に対して、ケアマネージャーの作成したケアプランに基づいて、食事介助、清拭、排泄などの介護サービスや、

料理、洗濯などの生活支援サービスを要介護者の介護度に応じて認可された保有点数の中で行い、その報酬を国や自治体に対して請求します。

ちなみに要介護者の負担割合は約1割で残りは40歳以上の国民が毎月支払っている介護保険料プラス国の予算から捻出します。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で受けられるサービス

サービス付き高齢者向け住宅の基本的なとらえ方としては、高齢者のための賃貸マンションといった方がわかりやすいかもしれません。

非常に誤解を招きやすいのですが、サービス付きというネーミングがいかにも介護サービスがついている施設のように取れますがこの点が一般的な有料老人ホームと異なるところです。

このサービスというのは確かに介護サービス全般の提供を意味しているのですが、有料老人ホームのような特定保健施設と異なり、サービス付き高齢者向け住宅では常時介護や看護する人が付いているわけではなく(最近では看護師24時間というところも増えてきましたが)、

基本的にはコンシェルジュのようなスタッフが数名常住していて、いざという時には提携している外部の介護事業者や訪問看護などを利用して在宅介護ができるように準備しているというだけですので、そこはしっかりと区別した方が良いと思います。

食事は介護の必要のない方は基本的には自炊しますが、施設の食事メニューの中から毎日の食事の提供を受けることも可能です。

入居された方がいよいよ介護が必要になった時はまず、提携している居宅介護支援事業所のケアマネージャーに依頼し、介護認定を受けた後、ケアメネージャーの作成したケアプランに基づいて訪問介護事業所などから介護サービスの提供を受けることができます。

具体的には要介護者は食事介助、清拭、排泄、料理、洗濯などの介護保険適用内サービス及び介護保険外の自費サービスなどの提供を受けることが可能です。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の費用について

費用については通常の賃貸マンションとあまり変わらないため有料老人ホームと比較すると非常に安価なところが多いです。

まず老人ホームのように入居一時金はなく(敷金は必要となりますが)、月額の利用料も家賃分のみなので、一般的には月額10万円〜12万円くらいで入居が可能です。

しかも、一般の賃貸マンションと異なり、バリアフリー設計が基本で高齢者にとって生活がしやすく、いざといった時にはすぐに介護サービスや看護サービスの提供を受けることができるのですから、

例えば、それまで賃貸マンションなどに一人で生活していた方にとってはとても合理的で利便性の高い住居と思います。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のメリット・デメリットとは?

サ高住のメリット

メリットは何と言っても安価な費用で高齢者の生活導線を考慮してバリアフリー設計された快適な居住空間で生活できること、

そして、もし介護が必要になった時にはスタッフを介してケアマネージャーの協力のもと、介護認定からケアプランの作成、介護サービスの提供開始まで、ワンストップでスピーディーで手続きができることでしょう。

サ高住のデメリット

デメリットとしては最近では少しづつ増えてきているものの、有料老人ホームのように24時間看護師が付いているわけではないので、緊急時には対応が遅れる場合もあるため、介護度の重い方にはあまりおすすめできないというところでしょう。

また、食事面では基本自炊となっているところが多く、施設で提供されるメニューも豊富ではないこと、スポーツジムや映画鑑賞室などの共用施設などはほとんどありませんので、優雅なセカンドライフを求める方には不向きかと思います。

もしそのような生活を求める方であればリゾートマンションのような住宅型有料老人ホームに住むという選択肢があります。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の利用方法、選ぶときのポイント

サービス付き高齢者はいわば高齢者向けマンションとも言えますので、一般の不動産仲介を行なっている会社であればお住いの地域内にある施設を紹介してくれると思います。

また、インターネットで高齢者住宅の紹介をしているサイトでも大抵は取り扱っていますので、そこでお住いの地域から選択し、情報収集の上、検討されても良いと思います。

選ぶポイントはやはり、住み慣れた現在の居住地の近くで探すこと、そしてご自分の健康状態を考慮し、もし、介護される時期が近い状態であればなるべく看護師常駐もしくは居宅介護支援事業所及び訪問介護事業所の併設されているところを選ぶべきです。

また、要介護の方を受け入れる施設も増えてきてはいますが、そのような方はなるべく特別養護老人ホームもしくは介護付き有料老人ホームを探される方が良いと思います。

サービス付き高齢者住宅では看取りまで行うところはないため、実際には介護度が重くなるとその後、結局老人ホームや病院に移られる方がほとんどです。

ですのであくまでも元気なうちの一時的住居と捉えた方が現実的かもしれません。

 

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