介護老人保健施設(老健)とは?サービス内容、料金、選ぶときのポイントについて

介護老人保健施設(老健)とは?サービス内容、料金、選ぶときのポイントについて

介護老人保健施設(老健)とは?

介護老人保健施設は病気やケガなどが要因の身体能力の低下が見られる高齢者が利用の対象になります。

病院で入院後、自宅生活が困難とされた時に病院に併設されている介護老人保健施設や連携をとっている介護老人保健施設に入所することになるます。

介護老人保健施設では理学療法士や作業療法士がリハビリを行い、身体能力を向上させ自宅での生活を可能にさせるのが目標となります。

身体能力が自宅で生活できる水準まで上がるまでは施設で生活します。施設内で不便なことがあれば介護福祉士が介助を行います。

介助の内容は多岐にわたり主だったものには入浴・食事・排せつがあげられますが高齢者の自立度によって、どこまで介入するかは違ってきます。

介護老人保健施設(老健)で受けられるサービス

1番重要なのはリハビリを受けられるということです。

常任のリハビリの先生(作業療法士や理学療法士)が高齢者に必要なリハビリ計画を立案し実行します。歩行訓練や筋肉をつけるためのトレーニング、指手を動かすための細かいトレーニングなど高齢者の身体の状況に応じて内容は変わっていきます。

リハビリの先生が計画を立てるだけでなく介護福祉士も自宅へ帰るための計画を立案します。

数週間で実現可能な短期目標。数カ月で実現可能な長期目標などを高齢者のニーズや目標を元に作っていきます。

計画を立案した後はリハビリの先生や看護師などとカンファレンスを行い、家族の承認を得て計画の実行を行っていきます。

例えば高齢者の目標が「車いすを使わずに歩きたい」ならば、短期目標が「居室内は歩行器を使用して歩けるようになる」、長期目標は「独歩で居室内を歩行できるようになる」というようにプランを立案したとします。

それを実行する時にはリハビリの時間以外にも介護福祉士が見られる時間内に歩行訓練を行ったり、歩行器の使い方を練習したりします。

高齢者のニーズがリハビリ目的のものでなくても編み物がしたいなどでもニーズにあった計画を立案します。

自宅に帰ることが1番の目標ではありますが他の生活面での要望が在るのであれば、そちらを介護の目標にしてもいいのです。

他にも自立度に応じて内容は変わりますが、必要な介助を行います。

歩行が不安定な人は食事には介助が必要なくても排せつと入浴の時には介助が必要です。

どこまでの介入が必要なのかもカンファレンスで話し合い、家族や高齢者の同意をえて介助を行っていきます。

介護老人保健施設(老健)の費用について

介護老人保健施設を利用するにあたってかかってくる費用は月々大体10万前後になってきます。

部屋の賃料・食費・施設利用費などが主な内訳です。部屋の種類や介護度や食事の内容に応じて料金は変わってきます。

部屋は大部屋(4人ほどの共同部屋)や個室もあります。

大部屋でもカーテンなどで仕切りが作れるのでプライバシーは守られると思います。

介護度については要介護度が高くなるにつれて料金は高くっていきます。

そのほかにも生活に必要な衣類や身の回りのものを用意することも必要になります。

介護老人保健施設(老健)のメリット・デメリットとは?

介護老人保健施設(老健)のメリット

・リハビリ仲間が増える・趣味の合う人と話ができる
・先生に指導してもらいながらリハビリをすることができる
・大体の老健は病院に併設されているのですぐに診てもらえる
・24時間介護福祉士がしるので生活面での不便が少ない

介護老人保健施設(老健)のデメリット

・共同生活なのでプライバシーが守られにくい
・入居者間でのトラブルが起きることがある
・自由に外出することができない
・決められた規則に従わなければならない
・家族に会える時間が限られている

リハビリの先生が常任としていることや先生が近くにいることは介護老人保健施設ならではの特別感です。

しっかりと指導してもらえることで早く自宅に帰ることができるでしょう。

しかし、共同生活ならではのデメリットも目立ちます。

介護福祉士がトラブルが起きないように配慮したり、高齢者のニーズにこたえることで過ごしやすい環境を整えられるよう対策を取るとはいっても1番落ち着けるのはやはり自宅です。

介護老人保健施設(老健)の利用方法、選ぶときのポイント

老人保健施設を利用するためには治療を受けている病院に自宅での生活が難しいことを相談するといいでしょう。

病院から連携している介護老人保健施設に連絡を取ってくれ入所までの手続きなど説明してくれます。

もちろん介護老人保健施設を利用する方法は病院に相談することだけではありません。

施設を利用するためには要介護認定を受けなければなりません。

認定を受けた後に担当のケアマネジャーを通じて介護老人保健施設への入所手続きをすることができます。

自分で施設を探すこともできるようなのですが、情報収集が不十分であったり施設を回るのが大変なのでおすすめはしません。

介護老人保健施設を選ぶときのポイントは常任のリハビリの先生が何人いるのか、入所の人数は何人なのかを把握したほうがいいでしょう。

リハビリ目的入所するのに入所者に対して先生が少なすぎるようだと十分なリハビリをうけることができません。

他にも施設の雰囲気が自分にあった施設に入所することをおすすめします。

静かに過ごしたいのなら静かな施設を、活発に過ごしたいのならイベントごとの多い活発な施設を選ぶといいと思います。

入所する前に見学にいき、可能ならばショートステイを利用するといいです。

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